昨日、東京・神田の竹尾 見本帖本店で開催中の「本の贈り物展」に行ってきました。
贈りものに最適な本と、その包み方をご紹介するこの展示会では、お歳暮、クリスマス、お年賀用に平凡社やエクスプランテの本33冊が選ばれ、
包装のサンプルとともに会場に展示されています。
アートディレクター・折形デザイン研究所の山口信博さんが包装に適した紙(5種)と紅白の水引(2種)をセレクト、
さらに下中菜穂さんが8種類の「もんきりのし」を制作、
それらを組み合わせて本を美しくみせる包み方を提案しています。
『魯迅の言葉』も“お年賀の贈りもの”として、
「丸的に当り矢」のもんきりのしでおめかしした姿で展示していただき、かなり感動。
会場でたまたま、6冊もいっぺんにギフトとしてご購入された紳士に遭遇して、また感動。
私自身は足が悪くなって好きな旅に行けなくなってしまった祖母のために、
写真家・白井綾さんの『長崎の教会』(平凡社)を包んでいただきました。
美篶堂のスタッフの方がぴしっと包装してくださった、その美しい仕上がりをみて、またまた感動。
いつになく、お正月の実家帰りのいいおみやげが出来ました。
本をいつもとは一味違う目でみることができた、とても素敵な体験でした。
いい機会を作ってくださった、平凡社の下中美都さんに改めて感謝です。
会期は年始も続きますので、みなさまもぜひ足をお運びください! (丹羽)
コメントをお書きください