一芯社図書工作室は、
日本と中国の出版界をつなぐ「工作室」=作業場として誕生しました。
本とその周辺というフィールドを中心に、
両国の才能豊かな人々や豊かな文化を 直接出会わせることで、お互いの理解を深め、
たくさんの新たな状況の渦巻きを生み出すことを、目指しています。
一芯社について、さらに詳しく →About us
手がけたプロジェクト →Our works ( 『魯迅の言葉』特集 / 紋切り遊びのビデオ)
↓ 各プロジェクトの紹介は下の写真をクリック!
2014/2/1
『窓花/中国の切り紙―黄土高原・暮らしの造形』が、福岡アジア美術館の同名展覧会の図録として刊行されました。
中国黄土高原の暮らしに息づく手仕事や女性たちが作り出す剪紙(切り紙)について、現地の人びとと協働したフィールドワークのプロセスとともに伝える、この展覧会と書籍については、こちらのサイトをご覧ください。
2013/5/10
朝日新聞夕刊一面の連載記事「本をたどって」(編集委員・河原理子さん)で、『魯迅の言葉』の制作過程や「世界で最も美しい本」銀賞受賞などについて、取り上げて下さいました。
連載第3回(5/9)は授賞式での審査員の方のお話、第4回(5/10)は装丁や印刷・造本をめぐって、デザイナーさん、工場や職人さんのご苦労を含めて、本ができるまでが描かれています。
私も知らなかったことばかりで興味津々&少々反省。(小口の赤が手による刷毛塗りだったとは!)
同時に、この本がどれほど多くの方の手を通って生み出されたのかを改めて思い知らされ、またまた感謝感激です。
第5回には一芯社の話も......物語がどんなラストを迎えるのか、わくわく来週を待ちます。
朝日新聞デジタル、登録制で読めますので、ぜひご一読ください!
2013/2/26
『魯迅の言葉』が3つ目の賞をいただきました。
栄えある「世界で最も美しい本コンクール2013」銀賞 です!
→受賞に関する朝日新聞の記事「日中合作、美しい本」
丹羽はこの知 らせを、久々に訪れた中国延安農村でのフィールドワーク中に受け、現地の家族たちと喜びを分かち合いました。
3.11の直後に世に出たこの小さな本が、昨年来の日中関係の冷え込みを経て、国境を越えて人々をつなぐ確かな手ごたえを感じはじめています。
本が出て二年近くたった今、たくさんの贈り物を届けてくれた『魯迅の言葉』に、
本書の刊行に力を注いでくださった平凡社・三聯書店双方の関係者の皆様、
美しい装丁で本書を世界へとつないでくださった原研哉さん・程黎さん、
日本語訳に新たな息を吹き込んでくださった監訳の中村愿さん、
粘り強く編集作業を共にした一芯社メンバーたち、
そして本書を手に取ってくださった読者の皆様に心から感謝いたします。
→関連ブログはこちら
2012/11/30
平凡社(日本版)と三聯書店(中国版)による共同出版『魯迅の言葉』が、装幀の賞に続き、第18回APPA(アジア・ 太平洋出版連合)出版賞の文学・一般書部門金賞を受賞しました!
APPAはアジア太平洋地域の出版社の連合組織で、1993年に設立され、現在16ヵ国が加盟しており、同賞は翻訳出版・共同出版のすぐれた成果に贈られるものとのこと。本書が両国に新しい橋をかけ直す、小さなきっかけになることを心から願っています。
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